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“背面飛行”エアーニッポンに再発防止指示

2011年10月5日 12:03
“背面飛行”エアーニッポンに再発防止指示

 「全日空」の旅客機が静岡県沖の上空で急降下したトラブルで、国交省は5日、運航していた「エアーニッポン」に対し、再発防止策を報告するよう指示した。

 国交省は5日、エアーニッポン・内薗幸一社長らを呼び、事故原因などの調査を行って再発防止策を報告するよう指示書を手渡した。このトラブルは先月6日、那覇発羽田行きのエアーニッポンが運航する全日空140便が、浜松市の沖合上空で、ほぼ背面飛行の状態で急降下したもの。原因は、副操縦士が機体の姿勢を調整するスイッチを間違えて操作したことだという。

 内薗社長「公共交通の安全への信頼を脅かす事象を発生させ、大変申し訳なく思っています」

 全日空グループとしては、全力を挙げて再発防止に取り組むという。