福岡・宗像市沖の玄海灘で１日、海の安全や豊漁を祈願する「みあれ祭」が行われ、１００隻以上の漁船が勇壮にパレードした。

　１日午前９時半、大漁旗を掲げた漁船が玄海灘に浮かぶ大島を出発した。みあれ祭は豊漁や海の安全を願う宗像大社の神事で、７００年以上の歴史がある。

　玄海灘の大島と沖ノ島に祭られている女神を宗像大社の本殿に迎える１００隻以上でつくる船団は、対岸を目指し、女神を載せた御座船を守りながら勇壮に波を切って進んでいた。