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管制官情報漏えい、上司らは室内撮影を黙認

2011年9月30日 21:59

 羽田空港の管制官が、アメリカ大統領の専用機の飛行計画の画像をブログに掲載していた問題で、上司や同僚は、この管制官が管制室内を撮影していたことは知っていたが、ブログへの掲載や飛行計画の撮影については気付いていなかったという。

 この問題は、羽田空港の主任管制官(56)が管制室内で撮影したアメリカ大統領の専用機「エアフォースワン」の飛行計画などの画像を自らのブログに掲載していたもの。国交省の調査の結果、この管制官のパソコンには、管制室などで撮影した約8000枚の写真が保存されていた。

 国交省は今後、公用機の飛行計画の情報公開レベルをより機密性の高い扱いにすることを決めた。