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次期戦闘機の提案締め切り 3機種が名乗り

2011年9月26日 15:06

 防衛省は26日、航空自衛隊の次期主力戦闘機「FX」について、メーカーからの提案を締め切った。3つの機種が名乗りを上げた。

 防衛省は、現在、航空自衛隊で使われている「F4」戦闘機が老朽化していることを受け、次期主力戦闘機・FXの選定を進めている。26日にメーカーからの提案書提出が締め切られ、アメリカなど9か国が共同開発中の「ロッキード・マーチン」製の「F35」、イギリスなどヨーロッパ4か国が共同開発した「BAEシステムズ」製の「ユーロファイター」、アメリカの「ボーイング」製の「FA18」が名乗りを上げた。

 防衛省は、機体の価格や性能の他、製造・整備にどこまで国内の企業が関われるのかなどを検討した上で、年内に機種を決定し、12年度予算案に経費を計上する方針。