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チリで大規模な停電 国民の6割に影響

2011年9月25日 20:21

 南米・チリで24日、首都・サンティアゴを中心に大規模な停電が発生し、国民の6割に当たる約900万人が影響を受けた。

 停電は24日午後8時半頃、サンティアゴを中心に広い範囲で起きた。市内は自動車のヘッドライト以外、明かりが消え、AP通信によると、地下鉄の列車が駅と駅の間に止まり、乗客が閉じこめられるなど、国民の6割に当たる900万人が影響を受けた。停電は2~3時間続き、あるスーパーには約200人が押し入り、棚の商品の大半が持ち去られた。

 エネルギー相は24日、停電の原因について「送電線とコンピューターシステムにトラブルが起きた」と説明、一部地域では現在も停電が続いているという。