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福島・伊達市と南相馬市産のクリに出荷制限

2011年9月20日 23:54

 政府は20日、福島・伊達市と福島・南相馬市で生産されたクリについて、国の暫定規制値(一キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたとして出荷制限を指示した。

 南相馬市のクリからは6日に2040ベクレル、伊達市のクリからは16日に870ベクレルの放射性セシウムが検出されていた。クリが出荷制限の対象となるのは初めて。

 また、政府は、南相馬市で採れる野生のキノコについて、摂取制限を指示した。南相馬市では17日、野生のハツタケから1万9900ベクレルの放射性セシウムが検出されていた。