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タービン建屋地下に地下水500トン流入か

2011年9月20日 16:45
タービン建屋地下に地下水500トン流入か

 「東京電力」によると、福島第一原子力発電所の建屋の地下に一日200トン以上の地下水が流れ込んでいる可能性があることがわかった。

 現在、福島第一原発のタービン建屋の地下などには大量の放射性物質を含む汚染水がたまっていて、これをくみ出して移送する作業が続いている。このため、汚染水の量は減っているはずだが、東京電力が調べたところ、1号機から4号機のいずれのタービン建屋でも実際に減っている量は少なく、建屋の地下に東日本大震災の際にできたひび割れなどから地下水が大量に流れ込んでいる可能性が高いことがわかったという。

 流れ込んでいる量は、1号機から4号機で一日に合計約200トンから500トンに上るとみられる。