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名古屋市、大雨で108万人以上に避難勧告

2011年9月20日 15:28
名古屋市、大雨で108万人以上に避難勧告

 台風15号の接近と前線に伴う大雨は東海地方にも大きな影響を及ぼし始めている。名古屋市は、市内を流れる川が氾濫するおそれがあるとして、100万人以上に避難勧告を出した。

 名古屋市南区の天白川では、大雨によって水位が上昇し、20日午前10時45分に氾濫警戒情報が出された。また、名古屋市守山区志段味にある庄内川では、氾濫のおそれがあるとして、20日午後1時過ぎに氾濫危険情報が出された。

 名古屋市は、洪水の危険性があるとして、20日午後2時45分までに、天白区や北区、中川区など市内11区の約108万8000人に避難勧告が出されている。

 この他、岐阜県内でも洪水や土砂災害の危険性が高まっているとして、20日午後2時半現在、多治見市や可児市など6市町村の約7000世帯、約1万8000人に避難勧告が出されている。