天皇陛下、老人ホームとアイヌ博物館を視察
北海道を訪問中の天皇陛下は11日、白老町の特別養護老人ホームとアイヌ民族博物館を視察された。
天皇陛下は11日午前、白老町の特別養護老人ホームを訪問し、入居者一人一人に「こちらの生活は長いですか」「お体を大事に」などと声をかけて回られた。午後には、アイヌ民族博物館を訪問し、アイヌ民族の歴史や文化などについて説明を受けた後、伝統的な衣装を着た踊り手による古式舞踊をご覧になった。
東日本大震災から半年となったこの日、天皇陛下は、博物館の中で、地震が発生した時刻の午後2時46分に、黙とうをされた。また、肩などの強い痛みのため訪問をとりやめた皇后さまも、お住まいの御所で黙とうをされたという。