7月の自動車生産数、10か月連続マイナス
日本自動車工業会(=自工会)が31日に発表した7月の国内の自動車生産台数は、前年同月比8.9%減の79万325台で、10か月連続で前年を下回った。
前年割れとなったものの、東日本大震災で被災した部品などの供給網は復旧してきていて、震災直後の大きな落ち込みから下げ幅を縮めている。
ただ、去年はエコカー補助金終了前の駆け込みで需要が増えたため、反動により、9月の終了以来10か月連続で前年割れが続いた。中でも、小型乗用車の生産は18万6422台と、7月としては過去最低となっている。