NY株170ドル安、終値1万1149ドル
25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、ヨーロッパでの株安を受けて売りが優勢となり、ダウ平均株価は前日比170ドル89セント安い1万1149ドル82セントで取引を終えた。
25日は、ヨーロッパの債務問題が再び悪化するとの警戒感からヨーロッパの株式市場で株価が下落、これを受けてニューヨーク株式市場でも売りが優勢となった。また、「アップル」のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が前日に退任発表したことで、アップルなどのハイテク株が売られた。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は48.06ポイント低い2419.63で取引を終えた。
26日にはアメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長が講演を行う予定で、その発言が注目されている。