×

NYダウ2日続伸、終値143ドル高

2011年8月25日 8:29

 24日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は2日連続で大きく値を上げた。終値は前日比143ドル95セント高い1万1320ドル71セント。

 ニューヨーク株式市場は、26日に行われる連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の講演を控え、追加の景気刺激策について発言するかが注目されている。その期待感で株が買われた他、アメリカの7月の自動車・航空機など耐久財の受注額が市場予想を上回ったことを好感し、買いのムードを支えた。

 ダウ平均株価は2日連続で大きく値を上げたことになるが、市場関係者は「世界同時株安の危険性はまだ残ったままで、ちょっとしたきっかけで再び起こる可能性がある」と指摘している。

 また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は21.63ポイント高い2467.69だった。