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路線バス攻撃相次ぎ、8人死亡 イスラエル

2011年8月19日 14:45

 イスラエル南部で18日、路線バスなどを狙った攻撃が相次ぎ、8人が死亡した他、25人がケガをした。

 攻撃があったのは、エジプトとの国境に近いイスラエル南部・エイラート郊外。ロイター通信などによると、路線バスが銃撃された他、近くを走っていた乗用車が対戦車砲で撃たれ、8人が死亡、少なくとも25人がケガをした。

 この攻撃について、イスラエル政府は、エジプト・シナイ半島を経由してイスラエルに侵入したガザ地区の武装勢力による犯行とみて、数時間後に報復としてガザ地区を空爆した。この空爆で、パレスチナの武装勢力の幹部や子供ら7人が死亡している。

 今年2月にエジプト・ムバラク政権が崩壊して以降、シナイ半島は治安が悪化しており、イスラエルは危機感を強めている。