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3キロ圏の一時帰宅、積極的に検討~原発相

2011年8月7日 2:06
3キロ圏の一時帰宅、積極的に検討~原発相

 細野原発相は6日、福島第一原子力発電所の半径3キロ圏内の住民の一時帰宅について積極的に検討する考えを示した。

 細野原発相「そこで生活されていた方、仕事をされていた方の気持ちも限界に来ていると感じる。ぜひ早いうちに(一時帰宅を)実現したい」

 6日午後、避難対象の市町村と意見交換した細野原発相は、これまで認めていなかった福島第一原発から半径3キロ圏内の住民の一時帰宅を積極的に検討する考えを示した。しかし、「放射線量の高いところも多い」として、一時帰宅の時期などについては明言しなかった。

 また、福島第一原発から20キロ以上離れた「緊急時避難準備区域」について、週明けから指定の解除に向けた本格的な検討に入る方針を市町村に伝えたという。