サッカーの女子ワールドカップ（Ｗ杯）でアメリカを下して初優勝を果たした日本代表「なでしこジャパン」の快挙に、日本のサッカー界からも祝福が寄せられた。

　元女子日本代表のフォワードで北京オリンピックなどでも活躍した荒川恵理子選手は「すごすぎるというか、ただすごいとしか言いようがない」と話した。

　Ｊリーグ現役最年長プレーヤーで「横浜ＦＣ」の三浦知良選手も、なでしこジャパンの活躍を絶賛した。

　三浦選手「日本が、アジアの代表が、世界の大会で優勝するというのは、なかなかサッカーの世界ではないことなので、これは男子も女子も関係なく、素晴らしい快挙だと思うし、僕らサッカー選手も、いい勉強をさせてもらったというか、あらためて、サッカーというのは、このなでしこジャパンから教わることが多いなという気はしました。なでしこジャパンというのは、メダルを取るために目標を設定して、ずっと何年も一緒にやってきた。そういう意味では、彼女たちにとってのワールドカップ決勝というのは、僕らが思っている以上の重みがあるんじゃないかなと思います。何年もかけているわけだし、悔しい思いもしているわけだし。（Ｑ日本女性は強い）僕は昔から強いと思ってますけど。今回だけじゃなくね。女性はすごいなと、常に」

　また、「みんな一人一人にバラを持っていきたいですね。得意のダンディーに。機会があれば、一人ずつ渡したいと思います。それが僕の贈る言葉です」と、三浦選手らしい言葉で祝福した。