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施設栽培のシイタケから規制値超のセシウム

2011年7月16日 3:17
施設栽培のシイタケから規制値超のセシウム

 福島県の2つの市で、ハウスなどの施設で栽培された原木シイタケから国の暫定規制値を超える放射性物質が検出された。すでに東京都の市場などに出荷されているという。

 国の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたのは、福島県の伊達市月舘町と本宮市で今月に栽培された施設栽培の原木シイタケ。伊達市のサンプルからは一キロ当たり1770ベクレル、本宮市は560ベクレルの放射性セシウムが検出され、福島県は15日、2つの市の農家に出荷自粛を呼びかけた。

 本宮市の農家は、7月からすでに129キロを東京都の大田市場に、伊達市の農家は福島市のスーパーなどに出荷していて、福島県は農家に対して自主回収も呼びかけた。