NYダウ大幅続落、欧州経済の先行きを懸念
11日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は大幅に続落し、先週末比151ドル44セント安い1万2505ドル76セントで取引を終えた。
11日のニューヨーク株式市場は、先週末に発表されたアメリカの失業率悪化の影響を引きずったまま、取引開始直後から大幅安の展開となった。アメリカでは債務の上限問題で与野党の協議が難航しており、これも市場心理を冷やす原因となっている。さらに、ギリシャの債務問題がイタリアなど周辺各国へ広まるとの懸念も影響している。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は先週末比57.19ポイント安い2802.62となっている。