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南相馬市産牛肉から暫定規制値超のセシウム

2011年7月9日 10:13
南相馬市産牛肉から暫定規制値超のセシウム

 東京都は8日、福島・南相馬市産の牛肉から国の暫定規制値の4.6倍の放射性セシウムが検出されたと、発表した。牛肉から暫定規制値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。

 都によると、南相馬市の緊急時避難準備区域内の畜産農家から出荷され、芝浦と場に搬入された牛11頭のうち1頭の食肉について8日、放射能検査を行った。その結果、暫定規制値の4.6倍となる一キログラムあたり2300ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。牛肉から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたのは初めて。

 また、この肉は市場には流通しておらず、残りの10頭については現在、検査中だという。