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松本市で震度5強 9人ケガ、松本城にひび

2011年6月30日 11:52
松本市で震度5強 9人ケガ、松本城にひび

 30日朝、長野・松本市で震度5強を観測する地震があった。ベッドから落ちて足を折るなど、市内で9人がケガをした他、各地でブロック塀が倒れたり、建物のガラスが落ちたりする被害が出ている。

 30日午前8時16分頃、長野県中部を震源とするマグニチュード5.4の地震があった。震度5強を観測したのが松本市、震度4が山形村などとなっている。

 地震発生直後の「テレビ信州」松本支社の映像には、棚の上のテレビが倒れ、物が床に散乱している様子が映っている。ドンという縦揺れの後、横に強く約10秒揺れたという。

 長野県などによると、30日午前11時現在、松本市両島の70歳代の女性がベッドから転落して右足を骨折するなど、計9人のケガが確認されている。

 また、国宝・松本城の壁にひびが確認された他、市内ではブロック塀が倒れたり、建物からガラスや壁が崩れ落ちたりする被害が確認されている。