世界遺産に 中尊寺、観光客でにぎわう
「平泉の文化遺産」(岩手・平泉町)の世界遺産登録が決まったことを受けて、平泉町は26日、大勢の観光客でにぎわった。
平泉の登録は、フランス・パリで開かれているユネスコ(=国連教育・科学・文化機関)の世界遺産委員会で、日本時間26日未明に決まった。日本の世界遺産としては16件目となる。
平泉町役場では26日午前、登録決定を祝った記念のセレモニーが行われ、登録延期とされた前回の審議から3年を経ての登録決定に町民たちが喜びを分かち合った。
26日の平泉町はあいにくの雨となったが、中尊寺は、世界遺産登録が決まった平泉を一目見ようという県内外からの多くの観光客でにぎわった。
平泉町は、来月2日に町民報告会を開いて、あらためて登録を祝うことにしている。