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楽天、経団連に退会届 電力業界保護を批判

2011年6月24日 13:25
楽天、経団連に退会届 電力業界保護を批判

 インターネット通販大手「楽天」が、日本経団連に退会届を出したことがわかった。

 楽天は、プロ野球参入が決まった04年に経団連に入会したが、三木谷浩史社長は、福島第一原子力発電所の事故以降、エネルギー政策に関する考えが経団連と違うことを公言していた。

 三木谷社長は先月末、簡易投稿サイト「ツイッター」上に「そろそろ経団連を脱退しようかと思いますが、皆さんどう思いますか」などと書き込み、退会を検討していることを明らかにしていた。また、「電力業界を保護しようとする態度が許せない」と経団連を批判し、ツイッターの読者から、経団連に入った利益を問われると「ない」と答えていた。