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米シャトルのクルー、最終打ち上げ控え抱負

2011年6月23日 8:02

 スペースシャトルが来月8日の打ち上げで30年の歴史に幕を下ろすのを前に、クルーらが22日、アメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターで記者会見を行い、「最高のパフォーマンスがしたい」などと抱負を語った。

 会見に臨んだのは、スペースシャトル「アトランティス」のクリストファー・ファーガソン船長ら4人。4人は現在、シミュレーターを使った打ち上げ・緊急着陸訓練の他、全体的な流れをチェックするリハーサルを行い、最終的な調整を続けている。

 ファーガソン船長「我々は、シャトルの最終メンバーになれて幸運と考えています。そして皆、少しプレッシャーを感じているだろう。シャトルプログラムの最後を最高のものにしないといけないからです」

 宇宙飛行士のサンドラ・マグナス氏「このミッションに参加できて非常に光栄です。今回のミッションだけでなく、シャトル計画にかかわった全ての人のため、最高のパフォーマンスがしたい」

 「アトランティス」は、最後の任務として国際宇宙ステーション(=ISS)に施設の冷却装置などを届け、スペースシャトルは30年の長い歴史に幕を下ろす。