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首相、沖縄全戦没者追悼式で「不戦の誓い」

2011年6月23日 16:32
首相、沖縄全戦没者追悼式で「不戦の誓い」

 「沖縄・慰霊の日」の23日、菅首相は沖縄・糸満市を訪れ、全戦没者追悼式に出席した。

 菅首相は戦没者墓苑に設けられた祭壇に仲井真県知事らと共に献花し、「二度と国民を戦争という不幸に陥れないという不戦の誓いを堅持し、国際社会の一員として平和の実現を追求していきたい」と挨拶した。

 この後、菅首相は記者団に対し、延長国会に向けた意気込みを語った。

 菅首相「(東日本大震災からの)復旧、復興、そして(福島第一)原子力(発電所)事故の収束。それに向けて全力を挙げ、私自身、燃え尽きる覚悟で取り組んでいきたい」

 また、アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題で、日米両政府が沖縄・名護市辺野古への移設合意をあらためて確認したことについては「県外・国外移設が大変難しい状況にあり、何とか危険性を除去し、固定化を避けるための努力をしなくてはいけない」と述べるにとどまった。