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被災したバス事業者支援へ 都営バスを譲渡

2011年6月22日 13:45
被災したバス事業者支援へ 都営バスを譲渡

 東日本大震災で被災した岩手県と宮城県のバス事業者に、都営バスの車両を譲渡することになり、2台が22日、第1陣として被災地に出発した。

 東京都交通局は、地震や津波でバスを失うなどした被災地のバス事業者を支援するため、12年間使用し、東京都では車検が通らなくなった都営バスを譲渡することにしている。このうち、「岩手県交通」から20台、「宮城交通」から30台の要望があり、22日から譲渡が始まった。第1陣の2台のバスには「復興支援」と書かれた幕が張られ、交通局の職員らに見送られて被災地へと出発していった。