スカイツリーも省エネ!貯水槽で冷暖房管理
来年5月に開業する東京スカイツリー(東京・墨田区)や周辺の施設の冷暖房を賄うため、地下につくられた巨大な施設が16日、公開された。昼間のピーク時の消費電力を約4~5割減らせるという。
東京スカイツリーに併設される商業施設の地下20メートルにある貯水槽は7000トンの水を蓄えることができる。ここにためた水の温度を、夜のうちに夏は5℃、冬は48℃にして、昼間に循環させることで冷暖房に使う。「東武鉄道」などによると、昼間のピーク時の消費電力を約4~5割減らせる。
また、大きな災害が起きた場合は、この水を生活用水や消防用水に使うという。