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海開きを前に…海水浴場で放射能検査 茨城

2011年6月7日 12:51
海開きを前に…海水浴場で放射能検査 茨城

 海水浴シーズンを前に茨城県は7日、海水浴場で放射能検査を始めた。

 来月中旬に海開きを迎える茨城県は「福島第一原子力発電所の事故の影響について、海水浴場の安全を確認してほしい」という市町村からの要望を受け、7日から放射能検査を始めた。ひたちなか市の阿字ヶ浦海水浴場など5か所で、海水の採取や砂浜での放射線レベルの測定が行われた。

 検査は県内17か所の海水浴場で、来月下旬までに1か所につき3回ずつ行われ、第1回の検査結果は今月中旬に公表される予定。

 また、神奈川県の海水浴場でも、先月から放射能検査が始まっている。検査は県内27か所の海水浴場で実施されており、7日も茅ヶ崎市で行われた。これまで、放射性物質が検出されたことはない。神奈川県では今月下旬から来月上旬にかけてほとんどの海水浴場で海開きとなり、海水の検査は8月末まで続けられる。