神戸製鋼の選手 被災地で高校生を指導
ラグビートップリーグ「神戸製鋼」の選手たちは22日、福島市の県立福島高校を訪れ、東日本大震災の影響で思うように練習できないラグビー部の生徒たちを指導した。
福島高校を訪れたのは、神戸製鋼の伊藤鐘史選手ら3人。震災で校舎に被害が出た福島高校では、雨の日は放射線の影響を考慮して屋外練習が中止になる。十分な練習ができないラグビー部の保護者が神戸製鋼の友人に相談したことから、今回の指導が実現した。
福島高校ラグビー部・永山逸郎キャプテンは「細かいところまで丁寧に教えてくれて、プロのレベルを実感できてよかった」と話した。
トップクラスの指導を受けた生徒たちは、目を輝かせながら練習に励んでいた。