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“仏大統領候補”性的暴行の疑いで身柄拘束

2011年5月15日 12:10

 フランスの次期大統領選挙の有力候補が14日、アメリカ・ニューヨークで身柄を拘束された。性的暴行の疑いが持たれている。

 ニューヨーク警察によると、拘束され事情を聴かれているのは、フランスの財務相などを務めたストロスカーン氏(62)。現在は国際通貨基金(IMF)の専務理事で、来年のフランス大統領選挙でサルコジ大統領の有力な対抗馬になるとみられていた。

 地元メディアなどによると、ストロスカーン氏は宿泊先のホテルで14日、客室係の女性(32)にベッドルームから裸で飛び出して襲いかかり、暴行した疑いが持たれている。

 警察が駆けつけた時には携帯電話など身の回りのものが残されているだけでストロスカーン氏の姿はなく、その後、パリ行きの航空機のファーストクラスに座っているところを連行されたという。