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宮里選手「誰かの小さな勇気になるように」

2011年5月3日 20:56
宮里選手「誰かの小さな勇気になるように」

 女子ゴルフの国内メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップが5日から茨城県で始まる。東日本大震災後、初めて日本の大会に出場する宮里藍選手(25)が3日、現在の心境を語った。

 宮里選手「自分らしく、今週はプレーしていきたい。まずは一生懸命やるということ。日々の努力だったり、自分のやるべきことを怠らずに、誰かの小さな勇気になるようなプレーができればいいなと思う」

 2日に帰国した宮里選手は、距離感を確かめながら練習ラウンドをまわった。宮城県の東北高校出身ということもあり、震災後、精神面のコントロールが難しかったという。

 震災の復興については「これから10年、15年と時間がかかると思う。自分は、どのようにその状況とつきあっていけるのかと考えています」とコメントしている。