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北日本除く広い範囲で黄砂観測、関東今年初

2011年5月2日 16:22

 気象庁によると、中国内陸部で巻き上げられた砂が風によって運ばれた影響で、1日から西日本で黄砂が観測されている。2日は、北日本を除く広い範囲で観測され、福岡市では一時、視界が4キロまで悪くなった。今年初めて観測された関東地方では、東京都心で視界が6キロまで悪くなった。

 東日本と西日本、奄美地方では3~4日も黄砂が予想され、視界は10キロ未満となる見込み。屋外では洗濯物に黄砂が付く他、視界が5キロ未満になった場合には、交通障害が発生するおそれもあるため、気象庁は注意を呼びかけている。