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北茨城沖のコウナゴ 基準値超の放射性物質

2011年4月29日 12:25
北茨城沖のコウナゴ 基準値超の放射性物質

 茨城県は、北茨城市沖でサンプル調査のため28日に採取したコウナゴから、国の基準値を上回る放射性物質が検出されたと発表した。

 県によると、28日に北茨城市沖で採取したコウナゴから、放射性セシウムが暫定規制値(500ベクレル)の2倍以上となる1129ベクレル検出された。北茨城市沖で12日と14日に採取したコウナゴは、基準値を下回っていた。今回も基準値を下回れば、県はコウナゴの出荷自粛の要請を取り下げることも検討していたが、結果を受けて県全域で自粛要請を続けることになった。

 北茨城市沖以外で採取されたコウナゴから検出された放射性物質は、全て基準値を下回っている。