5公園で基準超える放射線量 利用制限要請
福島県は、放射線量の値が高かった学校や公園を再調査した結果、県内5つの公園で値が基準を超えたとして、自治体に対して利用を制限するよう要請した。
対象となったのは、福島市や郡山市などの5つの公園。これらの公園は、県の再調査で、放射線量が基準となる一時間当たり3.8マイクロシーベルトをわずかに上回るか、同じ値となった。そのため、県は、公園の利用を一日1時間程度にするよう各自治体に要請した。
また、郡山市は、放射線量が比較的高い学校で校庭の土を1センチから2センチ削り、線量を低くする試みを始めることになった。県によると、市町村が独自に土の除去を行うのは郡山市が初めてだという。