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廃棄物処理協力の川崎市に誤認で抗議殺到

2011年4月14日 13:06
廃棄物処理協力の川崎市に誤認で抗議殺到

 川崎市が、東日本大震災の被災地の廃棄物処理の協力を表明したところ、「放射能に汚染されたゴミが持ち込まれる」などといった誤った情報がインターネット上に広まり、抗議が殺到した。

 東日本大震災の被災地では大量のがれきが発生し、川崎市は廃棄物処理の協力を表明している。しかし、インターネット上で「放射能で汚染されたゴミが首都圏に持ち込まれる」などといった誤った情報が広まった。その結果、川崎市役所に「放射性物質を含んだ廃棄物を持ち込むのか」「焼却すると煙突から飛散されてしまう」などといった抗議や苦情の電話やメールが、13日までに2000件以上寄せられたという。

 川崎市は「放射能汚染が確認された廃棄物を川崎市に持ち込むことはない」と冷静な対応を呼びかけている。