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出荷自粛の千葉・旭市産のサンチュが店頭に

2011年4月13日 17:06
出荷自粛の千葉・旭市産のサンチュが店頭に

 暫定規制値を超える放射性物質が見つかり、千葉県が出荷自粛を要請していた千葉・旭市産のサンチュが、大手スーパー「イオン」など57店舗で販売されていたことがわかった。イオングループは「仕入れ担当の社員が独断で入荷していた」と説明している。

 旭市産のサンチュが販売されていたのは、東京都、神奈川県、千葉県、茨城県、栃木県、山梨県、埼玉県にあるイオングループのスーパー57店舗。イオングループによると、56店舗が5日まで、品川シーサイド店で7日まで販売していた。

 旭市産のサンチュに対しては、先月25日に県が出荷自粛要請を出していたが、先月29日に旭市が発表したサンプル調査の結果が基準値を下回っていたことから、イオンの仕入れ担当の社員が独断で旭市の卸売業者から仕入れていたという。

 イオングループは、仕入れ担当の社員の処分を検討するとともに、「消費者には大変申し訳なく、要望があれば返金する」としている。