７日に起きた東日本大震災の震度６強の余震の影響で運転再開のメドが立たなくなっていた東北新幹線について、「ＪＲ東日本」は１１日、５月初めまでに全線で運転を再開する見込みだと発表した。

　東北新幹線は、７日の余震で新たに架線が切れるなどの被害が出たため、一部の区間で再開のメドが立っていなかった。その後、線路などの点検や調査を行った結果、ＪＲ東日本は１１日、東北新幹線は５月初めまでには全線で再開できる見込みだと発表した。区間ごとの再開のメドは、那須塩原～福島が１２日、福島～仙台が２７日頃、仙台～一ノ関が５月初めまで、一ノ関～盛岡が２４日頃、盛岡～新青森が１３日となっている。

　また、同じく一部区間で運転を見合わせていた東北本線は、今月中に全線で運転を再開する予定。