横綱・白鵬関らがちゃんこ炊き出し 千葉
「少しでも見て、元気になって、気持ちが穏やかになってくれれば」-大相撲の横綱・白鵬関らが11日、東日本大震災による津波で深刻な被害を受けた千葉・旭市の避難所を訪れ、ちゃんこの炊き出しをした。
白鵬関や大関・魁皇関ら9人は11日午前11時半頃、避難所となっている旭市の飯岡小学校を訪れた。白鵬関らが児童らと一緒に四股を踏んだり、予定にはなかった相撲を取ったりすると、児童から歓声が上がった。
その後、白鵬関らは、白菜やゴボウなどが入った塩味のちゃんこ700食分を炊き出した。
避難生活をしている男性「これを食べていると、津波に遭ったこと、忘れるよね」
津波の被害に遭った女性「心にしみます。おいしかった」
震災発生から1か月がたった今も、旭市では4つの避難所で計225人が避難生活を続けている。