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群馬県産ほうれん草・かき菜の競り再開

2011年4月11日 11:01
群馬県産ほうれん草・かき菜の競り再開

 福島第一原子力発電所の事故の影響で、一時、出荷が制限され、8日に解除された群馬県産のほうれん草とかき菜が11日朝、解除の後初めて市場で競りにかけられた。

 11日午前7時、東京・中央区の築地市場では、群馬県産のほうれん草とかき菜が3週間ぶりに競りにかけられた。ほうれん草の最も高い値段は一袋あたり120円で、制限前とほぼ同じ水準だった。かき菜の最高値は通常より約3割安い一袋あたり50円だった。

 群馬県のほうれん草は、千葉県、埼玉県に次いで全国3位の出荷量で、市場関係者からは復活を歓迎する声が上がった。