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神戸市でフィギュアのチャリティー演技会

2011年4月10日 4:35

 神戸市で9日、フィギュアスケートの東日本大震災チャリティー演技会が行われた。

 東北高校2年・羽生結弦選手(16)は、仙台市のリンクで練習中に被災した。「たくさんのお客さんの中で、拍手を受けること自体が奇跡だと思う。奇跡を一つずつ紡いでいって、東日本も、(阪神・淡路大震災で)被災した神戸のように、明るい温かな街になっていければと思う」と、スケートができる喜びと復興への思いを語った。

 また、今回の演技会について、高橋大輔選手(25)は「こういった演技で、ちょっとでも元気になってもらえればいいなと思って滑りました。ちょっとずつでも、復旧・復興のために何かできることがあればやっていきたい」と話した。