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2回目の集中捜索終了、90遺体を収容

2011年4月10日 23:08
2回目の集中捜索終了、90遺体を収容

 自衛隊とアメリカ軍は10日、2回目となる東日本大震災の行方不明者の集中捜索を行い、90人の遺体を収容した。

 10日の集中捜索には、自衛隊やアメリカ軍など2万2000人と航空機90機、艦艇50隻が参加した。捜索は、津波によって大きな被害を受けた宮城、岩手、福島の各県の沿岸部と、いまだに水につかったままとなっている陸上を中心に進められた。

 自衛隊などによると、10日午後9時までに3県で計90人の遺体が収容された。警察庁によると、震災の行方不明者は10日午後7時現在、1万4608人に上っている。

 今回の集中捜索は10日で終了したが、今後も捜索活動は継続していくという。