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ネットの“ケーブル切断” 75歳女を起訴

2011年4月8日 15:19

 コーカサス地方のグルジアとアルメニアのほぼ全域で先週、インターネット回線がダウンしたが、原因は75歳の女だったとして、当局が器物損壊の疑いで起訴した。

 ネット回線をダウンさせたとして起訴されたのは、グルジアの首都・トビリシ近くの小さな村に住むシャカリャン容疑者。先週、シャベルを使って地中のくず鉄を探していたところ、誤って光ファイバーケーブルを切断した疑いが持たれている。シャカリャン容疑者は「私はそんなことはしていないし、何も知らないんです」と話している。

 通信会社によると、このケーブル切断で、グルジアと隣国のアルメニアのほぼ全域で数時間にわたりインターネットが利用できない状態となった。

 シャカリャン容疑者は器物損壊の疑いで起訴され、有罪ならば3年以下の禁錮刑が科されるという。