魚に含まれる放射性ヨウ素の基準について、専門家の会議「薬事・食品衛生審議会　放射性物質対策部会」は８日、厚労省が設定した野菜と同じ値で問題ないという結論をまとめた。

　厚労省が急きょ設定した魚介類に含まれる放射性ヨウ素の基準は、野菜と同じ一キロ当たり２０００ベクレルだった。この値について、専門家らが検討した結果、「問題ない」という結論をまとめた。

　しかし、メンバーからは、今後のデータを分析し、規制値が妥当かどうか検討を続けることが大切だという指摘もあった。