×

震度6強の余震、宮城では道路陥没や停電も

2011年4月8日 10:44
震度6強の余震、宮城では道路陥没や停電も

 7日午後11時32分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震があり、宮城県内では最大震度6強を観測した。気象庁によると、東日本大震災の余震だという。仙台市内では、道路が陥没するなどの被害が出ていて、市民生活に多くの影響を与えている。

 警察によると、8日午前10時現在、仙台市や石巻市などの主要な幹線道路にある約900基の信号機のうち約300基が消えている。これらの多くは停電によるもので、警察は発電機を設置するなどして復旧を目指しているが、見通しは立っていないという。

 「東北電力」によると、宮城県内では76万戸以上が停電している。

 交通にも大きな影響が出ている。「JR東日本」は、宮城県内の在来線で終日、運転を見合わせることを決めた。