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茨城の漁協 ヒラメなどのサンプル調査開始

2011年4月7日 17:04
茨城の漁協 ヒラメなどのサンプル調査開始

 放射性物質が検出されたことから茨城県がコウナゴの出荷自粛を求めている問題で、ひたちなか市の漁協はヒラメなど別の魚の安全性を確認する狙いで、7日からサンプル調査を始めた。

 ひたちなか市の那珂湊漁協によると、今月4日の調査では、この時期にとれるヒラメやアンコウなどから放射性物質は検出されなかった。しかし、こうした魚にも市場で値がつかないという情報を受けて、7日、あらためてサンプル調査を行っている。

 7日の調査は、ヒラメやカレイ、アンコウなど底引き漁でとれる魚が対象で、水産庁の協力で行う検査の結果は2~3日で出る予定。那珂湊漁協は、市場や消費者の反応を見た上で、漁の再開を慎重に検討する。