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福島の7地点で作付け見送り要請、再調査へ

2011年4月7日 13:12
福島の7地点で作付け見送り要請、再調査へ

 福島第一原子力発電所の事故を受け、福島県が行った農地の土壌調査の結果、県は、高い放射性物質の数値が出た7地点は再調査が必要とし、当面、作付けを見送るよう求めた。

 福島県産の一部の野菜から国の基準を超える放射性物質が検出されたことを受け、県は、福島第一原発の避難地域を除く70か所で農地の土壌調査を行った。その結果、他の地点に比べて高い放射性物質の値が出た飯舘村、伊達市月舘町、川俣町、二本松市、本宮市、大玉村、郡山市日和田町の7地点では再調査を行うことにした。

 県は12日をメドに再調査の結果を公表する考えで、作付けが可能かどうか国に方針を示すよう求めることにしている。また、農家には、それまで作付けを見送るよう求めている。