岩手・陸前高田市で仮設住宅の抽選会
東日本大震災の津波被害を受けた岩手・陸前高田市で5日、被災地で初めて完成した仮設住宅36戸の抽選会が行われた。
5日に行われた仮設住宅の抽選会では、戸羽太市長が36戸分のクジを引いた。陸前高田第一中学校の校庭に完成した36戸の仮設住宅に対し、1160件の応募があり、倍率は約32倍となっている。
戸羽市長「36戸だが、少しずつ前に進んできた。市民に少しの安心感を与えられる」
陸前高田市は、家の被災状況など入居条件の確認をした上で、6日に当選者へ連絡。10日をメドに、完成した仮設住宅の鍵を入居者に渡す予定。