現地時間３日、メジャーリーグの「オークランド・アスレチックス」松井秀喜選手と「シアトル・マリナーズ」イチロー選手が対戦する試合で、東日本大震災の被災者を支援するイベントが行われた。

　カリフォルニア州オークランドのアスレチックスは、マリナーズとの開幕第３戦を「ジャパンデー」として、被災者を支援する様々な取り組みを行った。会場では、赤十字社が寄付を呼びかけた他、松井選手やイチロー選手のユニホームなどのオークションが行われ、この日だけで５００万円以上の義援金が集まった。また、プレーボールの直前には、球場に被災者のビデオメッセージが流され、黙とうがささげられた。

　試合では、松井選手が日米通算２５００本安打を記録し、チームの勝利に貢献した。試合後、松井選手は「こういうこと（チャリティーマッチ）を企画してくださったアスレチックス、マリナーズに感謝しなくちゃいけない」と話した。