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風評被害の食品、生産者が安全性訴え直売

2011年4月2日 17:58
風評被害の食品、生産者が安全性訴え直売

 福島第一原発事故の影響で、出荷制限されていないにもかかわらず買い控えが広がっている野菜などを、福島県や茨城県の生産者らが2日、直接、安全性を訴えながら販売した。

 会場の東京・有楽町のイベントスペースには、いずれも出荷制限を受けていない福島県産の米やキュウリ、茨城県産の牛肉などが並べられた。放射線量を測ったり、試食したりしてもらうことで、生産者が食べても安心だと訴えると、福島県産のトマトなどが次々と売れていった。

 このキャンペーンは来月8日まで毎日行われ、収益の一部は東日本大震災の被災地に寄付される。