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さくら祭りの代わりに募金活動 千鳥ヶ淵

2011年4月1日 16:19
さくら祭りの代わりに募金活動 千鳥ヶ淵

 桜の名所として知られる東京・千代田区の千鳥ヶ淵では、東日本大震災で被災した人たちへの配慮から、1日から予定していた恒例の「さくら祭り」を中止し、募金活動を行っている。

 千鳥ヶ淵には毎年、桜が咲いている約10日の間に、全国から100万人以上が見物に訪れる。沿道の桜約260本は先月31日から咲き始めたが、千代田区観光協会は被災者に配慮して「さくら祭り」を中止し、代わりに募金活動を行っている。

 チャリティーグッズは桜の木から作られたもので、収益の全てを被災地への支援に充てる。募金活動とグッズの販売は、今月10日までの間、午前9時~午後6時に行われる。