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国交省の入省式 大船渡市出身の職員が挨拶

2011年4月1日 15:59
国交省の入省式 大船渡市出身の職員が挨拶

 国交省の入省式が1日に行われ、東日本大震災で被災した岩手・大船渡市出身の新入職員が代表で挨拶した。

 「私事ではございますが、大船渡市の出身ということで、このたびの震災で胸が締めつけられる思い。全力を尽くす覚悟であります」-新入職員100人の代表として挨拶した清水大貴さん(22)は、大船渡市にある実家が津波の被害に遭った。

 入省式後、清水さんは「昨日、父から電話があって『早い復興が国交省にかかっている』という言葉をもらったので、応えられるように全力で取り組みたい」と話した。

 清水さんは今後、まちづくりなどを担う都市・地域整備局に配属され、復興に向けた仕事を行う。