×

岩手・宮城・福島で9260遺体の身元確認

2011年4月1日 11:10

 東日本大震災で、岩手・宮城・福島の3県で身元が確認された遺体が9260人に上ることが、警察庁のまとめでわかった。そのうち遺族に9043人の遺体が引き渡されたという。

 警察庁によると、1日午前10時現在、岩手・宮城・福島の各県警は、計1万1498人の遺体の検視を行った。このうち9260人の身元を確認したという。身元が確認されたうち、9043人の遺体が遺族に引き渡されたという。

 しかし、遺族も被災しているため、引き渡しの手続きはしたものの、遺体を安置所に置かざるを得ない状況もあるという。